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2017年 09月 27日
庭で方言について考える〜秋田ではクマンバチ
ローズマリーの花の蜜を吸うクマンバチ。
このハチがクマンバチで間違いないか調べたら、なんと!クマンバチって方言なんですね。そっちを調べたわけではないけれど。
秋田では、クマンバチって言ってたから…秋田を離れても、そう思って生きてきたから…
標準語ではクマバチと言うそうですね。なんか違和感ある。
連濁に伴う入り渡り鼻音を挟む方言がクマンバチだそうです。
ローズマリーとクマンバチで、違う話しを書こうと思ってたんですが、これは、スルーできないです。
連濁ってなに?入り渡り鼻音って?
連濁とは、二つの語が結びついて一語になる時後ろの言葉の頭の清音が、濁音になる現象。
とき-どき、はな-ぞの、いろ-がみ など。規則性があって、みず-たま など、最初の言葉に濁音があると、連濁は起こらないんだそうで。気になる方は、いろいろ調べてください。
これが、連濁に伴う ということを表していることは分かりました。
次に入り渡り鼻音とは、ガ行とか、ダ行とか、バ行とかに入っていくとき、んが入るということかな?
キチンと研究されている方からするとこんな理解ではいけないのでしょうけれど、これが私の理解の限界。興味ある方は、調べてみて下さい。
クマ+ハチは連濁で、クマバチ。そして入り渡り鼻音で、クマンバチ。
入り渡り鼻音は、東北地方や新潟などに多いそうです。
秋田でよく使う、んだがら(だから)まんず(まず)なんかも入り渡り鼻音なのかな?
もちろんこれらは、方言だって分かってますけど、標準語だと思い込んでた言葉が、そうでなかったことが、今までにもあるのです。
ハーブ、自然、住まいについて思うこと
by grownaturally