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庭で方言について考える〜秋田ではクマンバチ


庭で方言について考える〜秋田ではクマンバチ_f0374391_13014998.jpg

ローズマリーの花の蜜を吸う
クマンバチ。

このハチがクマンバチで間違いないか調べたら、
なんと!クマンバチって方言なんですね。
そっちを調べたわけではないけれど。

秋田では、クマンバチって言ってたから…
秋田を離れても、そう思って生きてきたから…

標準語ではクマバチと言うそうですね。
なんか違和感ある。

連濁に伴う入り渡り鼻音を挟む方言がクマンバチ
だそうです。

ローズマリーとクマンバチで、
違う話しを書こうと思ってたんですが、
これは、スルーできないです。

連濁ってなに?
入り渡り鼻音って?

連濁とは、二つの語が結びついて一語になる時
後ろの言葉の頭の清音が、濁音になる現象。

とき-どき、はな-ぞの、いろ-がみ
など。
規則性があって、みず-たま など、
最初の言葉に濁音があると、
連濁は起こらないんだそうで。
気になる方は、いろいろ調べてください。

これが、連濁に伴う ということを表していることは
分かりました。

次に入り渡り鼻音とは、
ガ行とか、ダ行とか、バ行とかに入っていくとき、
が入るということかな?

キチンと研究されている方からすると
こんな理解ではいけないのでしょうけれど、
これが私の理解の限界。
興味ある方は、調べてみて下さい。

クマ+ハチは
連濁で、クマバチ。
そして入り渡り鼻音で、クマンバチ。

入り渡り鼻音は、
東北地方や新潟などに多いそうです。

秋田でよく使う、
んだがら(だから)
まんず(まず)
なんかも入り渡り鼻音なのかな?

もちろん
これらは、方言だって分かってますけど、
標準語だと思い込んでた言葉が、
そうでなかったことが、
今までにもあるのです。

by grownaturally | 2017-09-27 08:08 | 自然から考えさせられること

ハーブ、自然、住まいについて思うこと


by grownaturally